
去る、平成27年8月20日(木曜日)午前10時よりに京都市左京区岩倉にございます「社会福祉法人 セヴァ・子ども学園様」におきまして地蔵菩薩・子育地蔵尊の開眼法要式が学園関係者、園児、保護者、来賓の皆さまのご参集のもと厳粛に執り行われました。
社会福祉法人 セヴァ・子ども学園様は「子どもこそ未来」をテーマに一人ひとりの子どもの体と心に適した学習の牙を体験と共に作り出しておられます。「セヴァ」は愛・志・奉仕の精神を意味するサンスクリット語です。古代インドの公用語で日本では梵語として親しまれ、仏教経典の原語になっています。英語ではボランティアと訳され、奉仕だけでなく、志願の意味もあるそうです。
この度の子育地蔵尊を建立するにあたり、学園の大きな目的である“三つの願い”「つよい子、かしこい子、やさしい子」の願いを込められております。お地蔵様は、慈悲・慈愛を象徴する「降魔の利剣」という剣を持っておられます。これは私たちの人生において思いがけず降りかかる数々の魔を断ち切ってくださるそうで、この度の地蔵尊像の建立は、全ての子どもたちの災難を除け、希望ある人生への道を祈念して建立されました。
今回、標記のように学園の強い願いが込められ、お地蔵様を学園内にお迎えするにあたり製作から建立まで携わる機会を与えていただき心より感謝申し上げます。
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1.企画(現地視察)
![]() | 平成27年5月12日 セヴァ・子ども学園様に、打ち合わせの為訪れました。 |
![]() | 建立場所の決定をさせていただきました。建立場所は、園児たちが登降園の際に手を合わせたり、軽く頭を下げてお祈りできるようにと、園の入口を入ってすぐのところになりました。 |
2.子育地蔵尊 制作
![]() | 平成27年5月20日(水) 香川県高松市庵治町の天下の銘石庵治石の丁場(採掘場)へ伺い、石を選定しました。 |
![]() | 石を選んでから、早速お地蔵様の制作にかかりました。 |
![]() | この時点で、お地蔵様は7~8割の完成度です。 |
![]() | 平成27年6月29日(月) セヴァ・子ども学園々長様と学園の粟津先生と製作経過を確認に行きました。 |
3.建立工事
4.開眼法要準備
![]() | 平成27年8月20日(木) 当日は朝から雨が降る中、学園のスタッフ皆さんが準備にあたりました。養生シートを外し開眼法要式の準備を行いました。 |
![]() | たくさんのお花やお供の品が並べられました。 |
![]() | 開眼法要準備完了です。 |
5.開眼法要
当社では墓石だけではなく、お地蔵様、観音菩薩様や記念碑等のオーダーメイドの石材加工・設置工事も承っております。当社では、施主様と一緒に後世に残るものを作り上げたいと考えております。ご用命の際は、ぜひご連絡いただければと思います。
最後になりましたが、関係各位の多大なるご指導とご協力を頂きましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
児 玉 石 材
代表 児玉 誠